10月発売の新型PSP-3000はほぼ全ての外部入力端子付きテレビでのゲームプレイに対応。

さらなる高画質化を実現し、マイクを標準搭載したPSP®「プレイステーション・ポータブル」(PSP-3000)2008年10月に日米欧で新発売 | プレイステーション® オフィシャルサイト
携帯機器では最高クラスのコントラスト・応答速度・広色域を実現した液晶ディスプレイを搭載することにより、PSP®の特徴でもある4.3インチの大型高精細画面で従来以上に自然で色鮮やかな映像をお楽しみいただけます。さらに、反射低減技術の採用により、明るい場所でも画面が見やすくなり、屋外での使い勝手が一段と向上しました。また、標準搭載の内蔵マイクをご利用いただくことで、対応ゲームソフトウェア※1はもちろんのこと、Skype™ ※2 などのコミュニケーションツールを簡単にお楽しみいただくことが可能です。クリエイターの皆様にとっても、よりイメージに近い映像表現が可能になったことや、マイク機能が手軽に利用できるようになったことにより、PSP®向けコンテンツ制作の自由度が一層拡がります。

また、PSP®の高品位映像をテレビに映し出すためのビデオ出力機能を拡張し、ゲームのインターレース出力にも対応しました。プログレッシブ映像入力に対応していないテレビでも、専用ケーブル※3 を用いてPSP®のゲーム画面をアナログ出力できるようにするなど、PSP®の利便性をさらに高めました。

本体デザインは、PSP®の進化に合わせて、定番カラーの「ピアノ・ブラック」に、「パール・ホワイト」、「ミスティック・シルバー」を加えた基本3色のカラーバリエーション※4 にて展開してまいります。

http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20080821_psp3000.html

報道された通りのマイクの内臓化に加え、液晶ディスプレイの改良、更にテレビへのアナログ出力で有るNTSCインターレース出力に対応する訳です。


現行モデルのPSP-2000ではゲーム画面のテレビ再生は少なくともプログレッシブ方式のD2端子テレビ迄の対応でした。
インターレース出力に対応したPSP-3000は少なくともD1端子迄はSONY純正品ケーブル接続で確実に対応すると…。
D1端子の規格はコンポーネント端子のRGB三本に分かれた端子を一本に纏めたもので、コンポーネント端子はそもそもプロ用途、業務用途の端子として逸早くデジタル対応した先駆けの規格なので当然D1端子同様、デジタル出力端子としてコンポーネント端子もデジタル接続対応なら原理的には可能なのでしょう。
プログレッシブ方式デジタルコンポーネント接続端子にはPSP-2000から対応してて、SONY正接続ケーブルも有りました。


まぁ、コンポーネント端子装備のテレビって業務用モニタしか思い付きませんが。


多分SONYインターレース対応の主目的はPS2の標準RGB接続端子、AVマルチ入力端子への対応じゃないかと思われます。
SONYトリニトロン管のモニタ、名機「プロフィールプロ」が現役の処では、垂直同期15kHzのアナログRGB接続/21ピンRGBマルチ端子接続が可能って事ですね。


注釈を良く読むと今回のインターレース出力対応で、PSP-3000はAVケーブル端子(RCA端子)、Sビデオ端子、D端子コンポーネントAV端子の何れかの外部入力接続端子付きを持つ殆ど全てのテレビと繋げてゲームが出来る事に成った様です。


注意:PSPの液晶画面は16:9 ワイドスクリーン 480 x 272ピクセル 1,677万色なので、如何なる高画質・高性能テレビでも小画面前提のSD画質よりやや落ちる程度の画像なのは予め把握して置いた方がいいです。


追記:AVマルチ入力端子とアナログRGB接続/21ピンRGBマルチ端子の接続ケーブルは、現時点でSONY純正品発売の予告が有りません。記事は修正致しました。