産経msn、西成あいりん地区暴動「扇動者」逮捕の「真相」を伝える。と言うかネットではホームレス自立支援の概要さえ掴めない!

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080622/crm0806221249008-n1.htm
 日本最大の日雇い労働者の街、大阪市西成区のあいりん地区で13日夕に始まった労働者らによる騒動は、西成署への抗議活動の中心だった釜ケ崎地域合同労働組合(釜合労)委員長の稲垣浩容疑者(64)が18日に道交法違反容疑で逮捕され、一気に収束した。

5夜にわたって西成署の前で街宣車を使って抗議し、労働者をあおり続けた稲垣容疑者とはどんな人物なのか−。

 稲垣容疑者は昭和56年の釜合労結成当初から委員長を務めている。日雇い労働者への炊き出し、労働や医療相談などを行い、「先生」と呼ぶ労働者もいるという。警察や大阪市に過激な抗議活動を行うことでも知られている。

 あいりん地区で労働者の支援活動を行う他の団体のメンバーもほとんどが抗議への参加を見送ったようだ。その理由は、騒動の発端になった警察官の暴行の真偽が定かでなかったことだ。稲垣容疑者らが訴える暴行の内容はこうだ。

 「男性は同署3階の個室に連行され、4人の刑事に顔を殴られ、ひもで首を絞められ足げにされ、気が遠くなるとスプレーをかがされ、気がつくとまた暴行。あげくの果ては両足を持たれて逆さづりにされた」

 他団体のメンバーですら「まゆつば」と話す内容に、府警も「事実無根」と真っ向から否定。「暴行する理由もなければ、まして逆さづりとは…」と困惑するしかなかった。

 にもかかわらず、稲垣容疑者が抗議を続けた理由について、府警幹部はこう語っている。

 「労働者の側に立つ自分をアピールして、活動へのカンパを集めやすくしているのではないか。稲垣容疑者自身、一戸建ての住宅に住み、高級車に乗っていることをどれだけの労働者が知っているのだろうか」。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080622/crm0806221249008-n1.htm

さて、保守系新聞の良心らしく、真っ先に行政・警察側の見解を示した記事ですが、釜ヶ崎地域合同労働組合の名物委員長の立場に立ち別の情報を提示するメディアは果たして有るのでしょうか?

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 ここ釜ヶ崎では、大阪市が日雇い労働者に対して一貫してとっていた差別行政を、国が法律をつくって推し進めようとしています。当初は、釜ヶ崎NPO民主党の1部の議員と自民党のこれもごく1部の議員が、この法案づくりを画策し、議員立法で成立させようとしました。去年の11月のころの話です。
 これに「待った」をかけたのが公明党でした。「おっ、公明党やるやん」と思いました。が、……。
 私たちが釜ケ崎の大衆運動の拠点としている釜ケ崎解放会館に、抗議のタレ幕を下ろしたのが11月21日でした。「差別・分断のホームレス支援法糾弾」と。
 民主党案、自民党大阪案・東京案、その後出てきた公明党案のどれにも共通しているのは、「収容と排除」の思想が貫かれているということです。他にもいろいろ書かれていますが、現行法の活用ですべて対応できることです。
 ですからこの「ホームレス自立支援法案」の目的は、ズバリ「収容と排除」なのです。政府は、公園や河川敷、路上でテントを張って生活する人びとを、自らの悪政の反省と人権擁護の観点から対応するのではなく、治安の問題としてとらえ対応しています。
 小泉内閣は痛みを日雇い労働者に押しつけ、やむなく公園でテントを張って生活している人びとを、なおも追撃しようとしているのです。恐ろしい内閣です。そしてマスコミは、こぞってこの悪法を通すようキャンペーンを続けています。テント生活よりはプレハブの施設のほうが「マシ」ではないかと。何か大切なことが抜けているのではないでしょうか。
 釜ヶ崎三角公園横にある、あいりん臨時夜間一時避難所は、釜ヶ崎NPO大阪市と一体となって管理運営しています。二段ベッドの下段は、あぐらをかいて座っても頭が上のベッドにつかえます。冬になってもストーブもありません。
 寝具はマットに3枚の毛布。驚くことにまくらはありません。ですから毛布3枚のうちの1枚をまくらがわりにしているのです。「シラミが寝具についている」と寝泊まりした人びとは言います。夕方に配られる乾パンは硬くて、これで歯を折った人もいると聞いています。
 監視され、管理されるのはだれでもいやでしょう。人間としての尊厳を傷つけ、人権もない施設をつくって、日雇い労働者やテント生活者をそこに押し込めようとする法律は、まさに治安の維持を目的とした保安処分にほかなりません。
 ちなみに、アパートで生活保護法に基づく保護を受けた場合、1人にかかる1カ月の保護費は12万円ほどです。では、施設収容で1人1カ月にかかる費用はいくらかといいますと、22万円なのです。生活保護費以上のお金をかけながら、生活保護以下の条件で労働者を収容する。そのお金の多くは何に使われているのかというと、施設を管理する人の人件費です。プレハブという器の中身が問題なのです。
 自由とは「自らを由(よし)とする」のではないでしょうか。テント生活はいろいろ厳しいですが、だれの世話にもならず生活しているという自負と自分のプライバシーがあり、空間があります。まず、それを守らないと。そこからすべてが始まるのです。

http://www.jlp.net/letter/020425a.html

http://www17.ocn.ne.jp/~homeless/jiritu.html
ねぇ博士!自立支援センターってどんなとこなの?


自立支援センターは住む所や仕事のない方々に対して主に就業を
支援してくれる所なんだ。あの建物がそう、入ってみよう。


このセンターにはおよそ80名の人が生活しているんだ。
でも入っていられる期間が 3ヶ月、最長で6ヶ月しかないんだ。
その間に仕事をみつけ、お金を貯めてアパートを借りるんだよ


あれ?あなたは誰?


はい、私は職安の者です。週に3日センターにきて、職安面接をして
います。センターの方はわざわざハローワークに行かれなくても
ここで相談を受けています。他にも求人雑誌なども置いています。
わたし 入所者も彼らをサポートする人たちもがんばっています。自立支援
センターはホームレスの人たちの就業支援のため、
これからもがんばるのでご支援ください。

http://www17.ocn.ne.jp/~homeless/jiritu.html

自立支援は就職支援で有り、そもそも恒久的に「収容」する事は考えて事業を行ってないと。
行政の言い分は一理有りますが、この説明では、収容する宿泊施設の状態・実情迄は分からないです。

厚生労働省:ホームレスの実態に関する全国調査(概数調査)結果

大阪市だけで平成19年度、ホームレスは4,069人…って、80名収容の宿泊施設じゃ全然足りないじゃないですか。

http://www17.ocn.ne.jp/~homeless/oosaka.html

http://www17.ocn.ne.jp/~homeless/oosaka.html

gif画像の建物が事務所なのか、ホームレスを収容する宿泊施設其の物なのかさえ説明が無いですから分からないですな。
画像ファイルの名称はofficeと成ってますけど、構造を見ると何か宿泊施設にも見えるのですが。
と言うか事務所をプレハブの建造物にする殊勝さが役所の事業に有るとは予想出来ません(ひでぇ)。
サイトからは支援事業を公に説明をする意志は感じられないです。
と言うか、自立支援センターの画像・動画が全く検索に引っ掛からないってどー言う事よ!
大阪府大阪市のsiteからlinkも見付からない。
市民・府民に説明する気の無い、鬼子扱いの事業だと思われても仕方ないですな。

【国内】西成で労働者が3夜連続で暴動 20080616
追加日: 2008年06月17日 (情報を減らす)
 2008年6月16日の放送です。
 岩手・宮城内陸地震の陰であまり報道されていませんが、西成で警察の対応の不満から、 労働者が暴動を起こしています。
 ネットや携帯の人材派遣業のしわ寄せを受けているのでしょう。
 
 しかし、鈴木氏はすごいコメントをしますね。

http://jp.youtube.com/watch?v=jizI3Ecu-sk


西成暴動
追加日: 2008年06月17日 (情報を減らす)
西成夏の陣2008

http://jp.youtube.com/watch?v=u9wV01tXovU