アニメじゃない!パトレイバー実用化の波が起こる!?東京消防庁から新鋭機「双腕重機」デビュー!

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081222/dst0812221655009-n1.htm
 建物の倒壊現場などで救助活動を支援する新型車両が東京消防庁に全国で初めて配備され、東京都墨田区で21日起きた火災に初出動した。2本のアームを使って活動することから「双腕重機」と呼ばれ、救助の妨げとなる障害物などを動かしたり、折り曲げたりできるのが特徴だ。

 双腕重機は、片腕で最大約800キロの物体をつかむことができ、もう片方には鋼材などを切断できるカッターがついている。建物の倒壊や岩場の崩落など、これまで複数の重機が必要だった現場でも、1台で素早く対応できるという。

 墨田区で21日午前、金属加工工場など約500平方メートルが焼けた火災では、双腕重機が倒壊しかけた建物を支え、がれきを撤去する活躍を見せた。

 重機を開発した日立建機(文京区)によると、双腕の重機が消防活動用に採用されたのは世界初という。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081222/dst0812221655009-n1.htm

複雑・繊細 世界初! 東京消防庁の最新重機とは
http://jp.youtube.com/watch?v=EFNaEaqf5Wg

東京消防庁<災害情報><災害・救急情報>
(空家火災)
 墨田区東墨田三丁目で、空家等5棟計470平方メートル等を焼損する火災が発生しました。
 東京消防庁では、この火災に対して向島消防署等から、特別消火中隊などを含む消防車両46台を出場させ、消火活動にあたりました。なお、この火災で第六消防方面本部消防救助機動部隊の双腕重機が初出場し、現場での活動に従事しています。

http://www.tfd.metro.tokyo.jp/saigai/nikkan.htm


製造元の日立建機の双腕重機の頁。

http://www.hitachi-kenki.co.jp/company/profile/research/machine.html
http://www.hitachi-kenki.co.jp/company/profile/research/machine.html

http://kennkinews.blog.shinobi.jp/Entry/853/
http://kennkinews.blog.shinobi.jp/Entry/853/

http://kennkinews.blog.shinobi.jp/Entry/693/
http://kennkinews.blog.shinobi.jp/Entry/693/
この記事では、まずフロント(作業機)部分を2つ備えた油圧ショベルASTACO」(アスタコスペイン語でザリガニの意)が挙げられています。
アスタコ」の開発には、リサイクル作業や地雷除去、災害時の救助作業など、従来よりも複雑で繊細な作業への対応能力が建機に求められてきていることが、背景にあるとのことです。
アスタコ」の2本のフロントは、運転席の左右にそれぞれ対応する操作装置が備えられており、各々を独立して直感的に操作可能。
例えば、片方の腕で物を掴み、もう片方の腕で切断する、といった作業ができるそうです。
ちなみにこのアスタコは、社内では「ガンダム」と呼ばれているとのこと。

通称「ガンダム」www。マジでかっ!。
自衛隊の87式自走高射機関砲の通称がガンタンクってのとおんなじノリですねぇ。


ASTACOの雄姿は此方。

CONET2006にて 双腕作業機「ASTACO」 - ポンプマニアの部屋 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/dcp55k/11274144.html


隻腕よりは双腕の方が何かと便利なのは経験上理解出来ますが、実際に「機動警察パトレイバー」での大型人型建設作業機械=レイバー宜しく、重機から二本の腕が生えている姿は一寸ぎょっとするかも知れません。
「戦闘メカザブングル」に登場する人型作業機械ウォーカーマシンや、「機動戦士ガンダム」の人型作業機械プチモビルスーツを髣髴とさせる姿…もっと言えば、寸法がずっと大きいですが、1st機動戦士ガンダムガンタンク、マイナー処でMSV(Mobile Suit Variation)で登場したザクタンクって処でしょうか。
下半身がキャタピラー架空の双腕ロボの元祖は勿論「ゲッターロボ」のゲッター3ですね^^;。


HONDAのASIMO,川田工業HRP-3 Promet Mk-II(プロメテ マークツー)、CYBERDYNE社のロボットスーツ/パワードスーツHAL等、人間大の人型作業ロボット/パワードスーツの開発は日本は盛んですが、二本腕の大型作業機械が活躍する風景は又格別です。


二本腕の方が使えると良い評判が立てば、二本腕の重機が日本の土木建設作業現場の日常風景に加わるのかも知れません。
日立建機東京消防庁にはGJ!と言いたいです。