アイドルマスターMAD動画を含む全ての著作権侵害動画の終焉。

「ニコニコ動画」でMADも削除 ドワンゴが権利者に申し入れ - ITmedia NEWS
ドワンゴは7月2日、子会社ニワンゴが運営する「ニコニコ動画」上に投稿された動画のうち、映像関連の業界3団体加盟企業の著作権を侵害するコンテンツを削除すると発表した。ユーザーが別のコンテンツを加えて編集したいわゆる「MAD動画」も削除するとしている。

 3団体は、アニメ各社が加盟する日本動画協会と、映像制作会社や映像ソフトメーカーが加盟する日本映像ソフト協会、映画各社が加盟する日本映画製作者連盟。

 ドワンゴは3団体からの要請を受けて著作権侵害対策について協議し、同社が(1)これまでに投稿された、3団体会員企業の著作権を侵害した動画を削除する、(2)新規に投稿される動画も監視し、著作権侵害があれば速やかに削除する――ことを提案。同意・確認した上で3団体に申し入れ書を提出し、受領された。

 ニワンゴは3月、NHKと在京キー局5社に対し「『ニコニコ動画』に無断投稿されたテレビ番組を全て削除する」という内容の申し入れ書を提出している(ニコ動「テレビ番組の無断投稿は全削除」とテレビ局に申し入れ)。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/02/news093.html

複数のコンテンツを合わせたマッシュアップでも駄目と成ると、此れは…。
あいたた、此れでニコニコ動画アイドルマスターMAD動画文化=ニコマス文化も今度こそ終了ですか。
そして、zoome等の別の動画共有サイトも何れはニコニコ動画同様のMAD追放の動きは避けられないですね。
一人でも反対する著作権者が居れば動画コンテンツ作成不可能な正しい手続き的には当然の話でして。
今迄の、野放図なニコニコ動画の状態が著作権管理団体からすれば有り得ない状態だったのは間違いないです。
踊ってみた動画は演奏してみたの人の手に依るカヴァー演奏と共演しないと無音での動画を余儀なくされます。
歌ってみたの動画もカラオケは演奏してみたの人カヴァー伴奏頼まないと厳しいって事に成りますね。
今迄著作権著作権利団体を守る為に流通販売・製作側は煩雑な手続きを受け入れて来たので、一般ユーザーも共有サイトと言う流通システムで広く情報を配布するなら、此方のルールを受け入れろって事ですな。
悪法でも法は法ですし、裁判闘争に成ったらどの道勝てないのですから、この場合は仕方ないです。
まさか、趣味で動画を作る作成者に強力な利権団体の著作権管理団体と法廷闘争しろと言ってもそりゃ無理な話です。
ニコニコ動画に花開いたMAD文化も束の間の陽炎の様に幻として動画共有サイトから消え去るのみです。
高い敷居の著作権と言う条件を乗り越える、動画映像・音源からオリジナルの物を用意出来る、高い技術力誇る単独作成者か、複数の製作者の共同制作しか動画の作る方策は無さそうです。
いやはや、とんだ千早記念日と成りました。