一切向銭看
http://www.nona.dti.ne.jp/~china/today/file1a.htm
★前向き？銭向き？（12/1/10 雨のち晴）
2000年、向前看(xiang4 qian2 kan4)。向前看＝前向き。中国の改革開放
がまだ始まったばかりの頃、中央政府は人民に「一切向前看」(すべて前
向きに)を呼びかけた。改革開放以来、中国は政治運動、階級闘争に向わ
なくなり、経済の発展に専念し、著しい成果をあげました。ところで、中
国語では「銭qian2」と「前qian2]の発音はまったく同じです。何時の間
にか、「一切向前看」は「一切向銭看」に変身しました…
★偽ホモ（一月十七日 晴）
http://www.nona.dti.ne.jp/~china/today/file1a.htm
中国語ではホモの事は「同性恋」（tong2 xing4 lian4 ）と言います。
オーストラリアの友人から聞いたお話ですけど。
オーストラリアでは二人男同士が一部屋を借りて住む事はあまり出来ないみたい。
しかし、もしその二人はホモ同士であれば、貸してくれるところも有ります。
でも留学生たちにとっては、二人で一部屋に住んだ方が費用が少なくて、経済的なのです。
そこで、偽ホモが生まれました。
「私たちはホモ同士です。一緒に住みたい」と言えば、意外と部屋を貸してくれた！
中国の諺：「上有政策、下有対策。」
（上の人は政策が有れば、下の人はその政策に対して、攻略対策が生まれる。）
まさにその通りです。
万歳、偽ホモたち！
「一切向銭看」「上有政策、下有対策。」この言葉から長い歴史を中央集権官僚主義政府の支配を受けた漢民族の庶民の在り方が良く分かります。
やっぱり或る意味爛熟文化の一つなのでしょう。
お上の圧政をありとあらゆる手段で回避する涙ぐましい庶民の智恵の言葉ですが、逆に言えばお上を正す発想は永遠にないので善政は永久に得られないとも言えるでしょう。
文明は進化すると民度が上がると言うのが日本人の大多数の考えでしょうが、文明が進化すると民度が退歩する可能性も有る訳で。
日本は反面教師として中央集権官僚主義国家政府の官僚主義からの脱却を模索すべきですね。
上が腐ってるのに下が腐らない訳はないですよね。
官僚主義から実るものは期待出来ないと。
